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ミスジの焼き方はフライパンで決まる!柔らかくジューシーに仕上げるコツと失敗しない手順

ミスジは、赤身の旨みとほどよい脂を楽しめる人気の部位です。焼肉ではおなじみですが、ステーキのようにフライパンで焼くと、驚くほどごちそう感が出るんですよ。

ただし、ミスジは焼きすぎると食感がかたくなりやすい部位でもあります。大切なのは、フライパンの温度、肉の厚み、そして焼いたあとの休ませ方。この3つを押さえれば、家庭でも柔らかくジューシーに仕上げられます。

目次

ミスジをフライパンで焼く前に知っておきたいこと

ミスジはどんな部位?

ミスジは肩甲骨の内側にある部位で、きめが細かく、赤身らしい味わいの中に適度な霜降りがあります。脂が多すぎないため、ステーキにしても重たくなりにくいのが魅力です。

一方で、中央に筋が入っていることがあります。薄めに切ったミスジならそれほど気になりませんが、厚切りの場合は筋の位置を確認しておくと、食べやすく切り分けられます。

厚さで焼き時間は変わる

今回の目安は、厚さ1〜1.5cm、重さ150〜200gほどのミスジです。厚さが違えば火の入り方も変わるので、同じ時間で焼けば必ず同じ仕上がりになる、というわけではありません。

薄い肉は短時間で焼き上がりますし、2cm以上の厚切りは表面を焼いたあと、弱火でじっくり火を通す必要があります。まずは肉の厚みを見て、時間は微調整してくださいね。

フライパンは厚手がおすすめ

使うなら、できるだけ厚みのあるフライパンがおすすめです。蓄熱性があり、肉を入れた瞬間に温度が下がりにくいため、焼き目をつけやすくなります。

薄いフライパンでも焼けますが、肉を入れたあとに温度が下がりやすいもの。予熱をしっかり行い、肉を入れすぎないことがポイントです。1枚ずつ焼くと、焼きムラも防げます。

柔らかく焼くための下準備と材料

材料はシンプルで大丈夫

1人分の材料は、ミスジステーキ用の肉150〜200g、焼くための油、塩、こしょうが基本です。仕上げにしょうゆベースのソースを使うなら、しょうゆ10に対してみりん3、おろししょうがを少量混ぜておくと手軽ですよ。

にんにくを使う場合は、薄切りにして油に香りを移します。ただし、にんにくは焦げやすいので、色がついたら一度取り出しておくと安心です。肉の味を楽しみたい日は、塩こしょうだけでも十分おいしく仕上がります。

冷凍肉は冷蔵庫でゆっくり解凍

冷凍していたミスジは、いきなり室温に出すのではなく、まず冷蔵庫で解凍します。時間はかかりますが、低い温度でゆっくり戻すほうが、肉汁が流れ出にくくなります。

解凍できたら、焼く30分ほど前に冷蔵庫から出しておきましょう。中心まで冷たいままだと、表面だけ焼けて中が冷たい状態になりやすいんです。肉の厚みがある場合は、室温に戻す時間を少し長めに見ます。

塩こしょうは焼く直前に

塩を早く振りすぎると、肉の表面に水分が出てきます。そのまま焼くと焼き目がつきにくくなるため、塩こしょうはフライパンに入れる直前が基本です。

焼く前にキッチンペーパーで表面の水分を軽く押さえるのも忘れずに。こする必要はありません。余分な水分を取るだけで、香ばしい焼き目がつきやすくなります。

ミスジの焼き方はフライパンの温度と順番が決め手

まずはフライパンをしっかり予熱

フライパンに油を少量入れ、中火から強めの中火で温めます。肉を入れたときに、ジュッという音がするくらいが目安です。ただし、油がパチパチと激しく跳ねるなら、温度が上がりすぎているかもしれません。

ミスジは脂の風味もおいしさの一部です。強火のまま焼き続けると脂が抜けすぎることがあるため、肉を入れたら火を中火ほどに落とします。最初だけ焼き目をつけ、その後は落ち着いて火を入れるイメージです。

片面1分、裏面は30〜40秒が目安

厚さ1〜1.5cmのミスジなら、まず片面を1分ほど焼きます。焼いている途中で何度も動かさず、焼き目がつくまで待つのがコツです。

焼き目を確認したら一度だけ裏返し、反対側は30〜40秒ほど焼きます。表と裏の焼き時間は、6対4くらいを目安にすると調整しやすいですよ。先に焼いた面の余熱が肉の内部へ移るため、裏面を少し短くします。

ソースを加えて、休ませてから切る

裏面を焼いたら、フライパンにたまった余分な油をキッチンペーパーなどで軽く取り除きます。火を弱め、しょうゆベースのソースを回し入れて、肉にさっと絡めましょう。

焼き上がった肉は皿に移し、アルミホイルをふんわりかぶせて3〜5分休ませます。すぐに切ると肉汁が流れやすいのですが、少し待つことで中に落ち着き、ジューシーさを保ちやすくなります。最後にフライパンに残ったソースをかければ完成です。

ミスジがかたくなる原因と失敗しないコツ

焼きすぎを防ぐには?

ミスジがかたくなる一番の原因は、火を入れすぎることです。焼き時間を長くするほど安心に感じますが、ミスジの場合は水分と脂が抜け、筋の食感も目立ちやすくなります。

焼き加減を確認するときは、トングで肉の中央を軽く押してみましょう。柔らかく沈むならレア寄り、ほどよい弾力があればミディアム寄りの目安です。ただし、肉の厚みや火力で変わるため、最初は少し早めに火を止め、休ませてから断面を確認する方法もおすすめです。

焼き目がつかないときの対処法

肉を入れたときに音がしない場合、フライパンの温度が足りない可能性があります。肉の表面に水分が残っている、フライパンに肉を詰め込みすぎている、といった原因も考えられます。

肉の水分を拭き、フライパンを十分に温めてから焼きましょう。油は多すぎると揚げ焼きのようになり、少なすぎると焦げつきやすくなります。肉の表面が薄く油で覆われる程度で十分です。

筋が気になるときの切り方

焼いたミスジを切るときは、筋の方向を確認してください。筋に対して直角に包丁を入れると、繊維が短くなり、口当たりが柔らかく感じられます。

厚切りのミスジなら、中央の筋を境に分けてから切るのもひとつの方法です。薄切りにして盛り付ければ、食べやすさもアップします。せっかく上手に焼けても、切り方で印象が変わるんです。

ミスジの焼き方に関するよくある質問

Q1. ミスジは常温に戻さなくても焼けますか?

焼くこと自体はできますが、中心が冷たいままだと火が均一に入りにくくなります。焼く30分ほど前に冷蔵庫から出し、表面の水分を拭いておくと、焼き目もつきやすくなります。

ただし、室温や肉の状態によって時間は調整してください。長時間出しっぱなしにせず、調理直前の準備として行うのが安心です。

Q2. 強火で最後まで焼いてもいいですか?

最初に強めの火で焼き目をつけるのは有効ですが、最後まで強火にする必要はありません。表面が焦げる一方で、中まで火が入る前に脂が抜けてしまうことがあります。

肉を入れたら中火、ソースを加えるときは弱火。この流れを意識すると、香ばしさと柔らかさを両立しやすくなります。

Q3. 焼いたあとに肉汁が出てしまいます

切った瞬間に肉汁が多く流れるなら、休ませる時間が足りないのかもしれません。アルミホイルをふんわりかけ、3〜5分ほど置いてから切ってみてください。

また、焼いている途中で何度も押さえたり、フォークを刺したりすると、肉汁が外へ出やすくなります。返すのは基本的に1回だけ。トングを使って、やさしく扱うことが大切です。

まとめ:ミスジをフライパンで柔らかく焼くコツは、肉を常温に戻し、厚手のフライパンをしっかり予熱することです。片面を約1分、裏面を30〜40秒焼く方法を基本に、肉の厚みや好みの焼き加減で調整しましょう。

焼き上がりをすぐ切らず、少し休ませることも忘れずに。まずは塩こしょうだけで焼き、ミスジ本来の旨みを味わってみてください。きっと、いつものフライパン料理が少し特別な一皿になりますよ。

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